Shopeeの配送方法がSLS (Shopee Logistics Service)に変更、何が変わったの?

Shopee.sg

ShopeeのECサイトで商品が売れた場合の配送方法が2023年1月より変更されました。

これまで商品を作成→売れた→郵便局へ行く(もしくは集荷)→eパケット(EMS)で発送していたものが、売れた→国内Shopee倉庫へ国内配送→購入者の元へ

と、海外発送を直接私達セラーがしなくてよくなります。

しかし、小さい軽量の商品であればこれまで1,000円以下だった送料が国内配送だとどうなるのか?

2022年12月のギリギリまで配送チャネルを変更してこなかった弊社は不安です。

ということで配送チャネルをSLSに変更したところ、3日ほどでSLS「Standard Express – Japan」に設定することができました。

Shopeeのマニュアルはたくさんあり(リンクがたくさんある)ややこしいので一通りの流れをまとめてみることにしました。

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Other Logistics Providerは2022年まで

Other Logistics Providerのサービスは2022年で終了となりました。

これまで日本からのシンガポールへの発送は「日本郵便」からのeパケット、EMS「Fedex]や「DHL」などの海外発送を選択することができました。

背景には

2023年1月1日以降、シンガポール政府は、シンガポールへの輸入時に発生するGST(商品・サービス税) の税率を引き上げます。

従来は、1回のオーダーの総額が400SGD以下の場合、免税措置が行われていましたが、今回の変更により、全ての商品が8%の課税の対象となります。

Shopeeの越境ECプラットフォームとShopee独自の配送チャネルであるSLSは、シンガポール政府とシンガポール税関と共に輸入申告におけるGST納税を管理するシステムを開発しました。

これにより、Shopeeプラットフォーム内において、400SGD以下の商品を購入される購入者への課税と、Shopeeによる購入者からの徴収とシンガポール政府への納税が可能となります。

Shopee SGのホームページより

購入者からすれば

購入者は税関から全ての商品を受け取るために、通関業者や現地郵便事業会社と連絡し、煩雑な通関手続きを通して、GSTの請求・支払いを行わなければなりません。

セラーからすれば

購入者が支払い拒否をするリスクがあり、セラー様の損失につながる可能性があります。

海外の商品を購入(輸入)する際にも著作権の問題や複製品の疑いで税関に保管されることはあります。

輸出でも同じように相手国の税関で商品がストップしてしまった際の労力は計り知れませんよね。

このようなお互いにデメリットとなる手続きを簡略化するために変更されたようです。

SLS (Shopee Logistics Service)とは

SLSとは(Shopee Logistics Service)の略でセラーセンターの表示ではStandard Express – Japanと表記されます。

セラーセンターにログインし、SLSの配送チャネル「SLS「Standard Express – Japan」が表示され、スイッチをONにすることができれば、配送チャネルの登録は完了となります。

スイッチは、オン(緑色)にすると有効、オフ(灰色)にすると無効を表します。

設定が変更できていない場合は商品が売れても発送することはできません。

SLSへの手続きはこちらから申請しておきましょう。

内容に不備がなければ2営業日ほどで設定が変更できるようになります。

コメント

  1. whoiscall より:

    Thx

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